20歳独身女子大学生のPCMAX日記

とにかくお金がない大学生活でした。
必死にバイトしても、生活費と学費に消えていき、楽しいことなんてひとつもないと思っていました。
バイトが終わってとぼとぼと駅に向かって歩いていると、街角でティッシュ渡されました。
ふと見ると、出会い系サイト。
PCMAXというサイトでした。
高校生の時から真面目に勉強してきて、出会い系サイトなんて使ったこともなければ使おうとおもったことすらありませんでした。
でも、生活に疲れきって、寂しい毎日…。
だれか一緒に御飯だけでも食べてくれたらどんなにいいだろうか。
スマホを取り出していつの間にかアクセスしていました。
プロフィールを登録して、1つだけ掲示板に書き込みをしました。
「20歳の女子大学生です。
勉強とバイトばかりであまりいいこともありません。
一人暮らしの寂しい毎日に疲れました。
だれかと一緒に楽しい気分になりたいです。
ご飯だけでも一緒にだれかと食べたいです。」
そんなことを書き込みました。
どうせ返信なんてこないんだろうなと思って、30分後にスマホを見ると…。
5人から返事が来ていました。
よくわからない用語を使っている人は無視して、ご飯に誘ってくれた人と会うことにしました。
相手は35歳の独身の会社員男性。
大手の企業に勤めていて、身なりもきちんとしていました。
雰囲気の良いおしゃれな居酒屋へ連れて行ってくれました。
最初は世間話をしていましたが、「なぜ出会い系サイトにいるの?」と聞かれ、いままでのつらかったことを全部話しました。
気が付くとお酒も飲んでいないのに泣いていました。
何時間も話した気がします。
それでも男性は面倒臭がらずに全て聞いてくれて、その日はそのままホテルへ…。
翌朝、何かがふっきれた私は心も身体も軽くなっていました。
あの朝に別れてから連絡はとっていませんが、もし今度会えるなら、少し強くなった私を見てもらえると思います。
出会い系サイトの出会いといえど、私にとってはなんだか癒される出会いでした。